さあこの旅のハイライト。大草原がまっている。
　バインブルク草原は、モンゴル語で「豊かな泉」という意味で、面積は23000ｋ�u（四国18000ｋ�uより広い）、標高2000〜2500mで中国第二の草原です。この草原に入るには、関係各署の外国人旅行証なる証明書（許可証）が必要なのだそうです。
　草原ゲートにはホテルから５分ほどで到着。そこから草原保護のためのシャトルバスに乗り換え小一時間。さらにお花畑を歩いて小高い丘に登ること３０分、ベストスポット到着。
　そこには、３６５度の大大大パノラマが（＋５度は見る人の想像の世界）。　雪を頂く山々に囲まれ、見渡す限りに広がる草原。大きく大きく蛇行する水の流れ、放牧された羊、牛、馬 の群れがのどかに草を食み水辺に憩う姿が、はるか遠くに小さく小さく見えます。丘の上から眺めていると、その偉大さに、吸い込まれていきそう。畏敬の念に似たものを覚えます。もっともっとそこにいたかった。
　またシャトルバスできた道を戻り、途中下車。自動三輪に乗り換えて昼食場所のパオへ。昼食後はさらにそこから馬車に乗り、天鵝湖へ。白鳥は湖の草陰で子育て中、鳴き声はすれども姿は見えず。そしてまた､馬車､自動三輪､シャトルバスと乗り継いで戻りました。
　雄大な景観に心奪われた一日でした。

バインブルク大草原　雪を頂く天山山脈

草原、天鵝湖へのゲート

シャトルバス

ヒトへの警戒心無し、腕を借りてこんな営みも

天上の花園　ウスユキソウ、リンドウなどかわいい花が一面

ベストスポット『九曲十八湾』 　蛇行する開都河

ゆったりとした流れ

点在する遊牧民のパオ　煙があがり人の温もりが感じられます

大自然に抱かれて

馬上の少女は１２歳、馬に乗らないかとやってきました　カッコイイ！！

自動三輪の荷台に乗って昼食場所のパオへ

このパオで昼食