リ ス ボ ン 　Lisboa

ジャカランダの花咲くポルトガル、リスボン


　 ジャカランダが青紫の花をたくさんつけ迎えてくれたポルトガルの町。
　 石畳の道をよく歩き、ワインやビールをよく飲み、おいしい料理をよく食べ、楽しい旅を過ごしました。 よく歩くことによって、きれいなアズレージョを見つけたり、洗濯物がはためく日常に和んだり、ニャンコを発見して「いいこだねぇ」 と声をかけたり、建物の面白いペイントににんまりしたり、お店を覗いたり・・・と、 人々の暮らしや街の息づかいを五感を通して感じ取ることができ、発見と懐かしさを覚える街歩きとなり、楽しさ倍増＋α。 また、よく歩くからこそ、お腹がすき、よく飲んでよく食べて、という好循環！？！に。
　 リスボンを起点としスペインと国境を接するアレンテージョ地方への４泊の旅は、移動はおもにタクシー、宿泊はポザーダというもので、気持ちもウキウキ。歴史ある空間に身を置くことの期待感とともに、ポルトガルの旅を満喫することができ、二度目のポルトガルはあらたに素敵な思い出を刻むものとなりました。
　 ５月２４日午後９時過ぎに成田を発ち、イスタンブールで乗り継ぎ、リスボンに入ったのは翌２５日の10時過ぎ（ポルトガルとの時差は8時間）。 ここリスボンにアレンテージョ地方への４泊の旅をはさんで都合３泊しました。初日はジェロニモス修道院などを訪れ、地方旅行から戻り、ファドの夜を過ごし、シントラへと足をのばしたのでした。

リベルデータ通りはプラタナスが石畳に影を落とし、
涼やかで柔らかくゆったりとした空間をつくり出している
ロシオ広場
石畳の波のような模様にユラユラと酔いそう

コメルシオ広場　テージョ川に面している
テージョ川　川縁で憩う人びと
　

ジェロニモス修道院　大航海時代の栄華を伝えている
修道院内には
インド航路を開いたバスコ・ダ・ガマの棺があるが、遺骨は埋葬されていないらしい

発見のモニュメント
エンリケ航海王子５００回忌を記念して造られた
モニュメント前の広場にある大理石の世界地図
日本発見は１５４１年

急な坂道にはありがたいケーブルカー
短い距離なのであっという間に到着

路地は洗濯物も国旗もはためき生活感一杯
元修道院だったというレストランの素晴らしいアズレージョ

エドゥアルド７世公園からリスボンの街を望む
テージョ川に向かって立つ像はポンパル侯爵、その先にリベルダーデ通りがのび、左側にはサン・ジョルジェ城がみえる

ここは理髪店　立派なヒゲだこと
壁に取り付けてあるものも取り込んで立派な肖像画に

ここはランドリー　洗濯女のアズレージョがすてき
洗濯風景　いま・むかし
 
 椅子に座る女性はファドハウスの歌姫
ファドハウスの店内　　歌が聴きたいのに始まる前にこの方の講釈が長々と・・・

建物の壁一面に目を引く絵はナンだろう
ウワァオ～！　この建物の住人はどんな人たちなの？

ファド歌手アマリア・ロドリゲス記念館　　彼女の顔が建物の壁に描かれている
宇宙や動物や人や建物がカラフルな色遣いで描かれ楽しそう

国会議事堂内からアーチ形に煙突のある景色を切りとる 
国会議事堂

おいしいものいっぱい！　リスボン編
　海の幸、山の幸、新鮮な素材の味を生かしたポルトガルグルメの数々。ワインやビールとともにいただく料理はわたしたちの口にもよく合い、食が進みました。
　カタプラーナと呼ばれる銅製の鍋で魚介類や肉、 野菜などを蒸し煮にした郷土料理 （３段目中央） や、タコの酢の物（２段目右）は、特においしかったです。
　パステル・デ・ナタ（３段目右）という伝統菓子も歩き疲れた体に程よいエネルギィー補給でした。
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