子どもの頃、ジャングルに眠る遺跡発見の一文に感動。それが頭の隅にずっと残っていて、何時か必ず行ってみたいと思っていた所。世界遺産のアンコール・ワットをはじめとする遺跡を訪ねました。 　成田からベトナムのホーチミンへ、プロペラ機に乗り換え、遺跡観光の拠点となるシェムリアップへ。 　日本は桜の季節、カンボジアは乾季。とはいえ、日中の気温は、３５〜３６℃。蒸し暑く、汗ダクダク。まるでサウナ。午前の見学を終えるとホテルのレストランでほっと一息。ビールが一段と美味しい。ワインまたしかり。香辛料の強くない食事も口に合いました。   遺跡への道すがら車窓からかいまみた町。子だくさんの家族、予防接種を待つ人々、物売りの裸足の子ども（学校に行ってないのでしょうか）など、愛情豊かに、子どもは逞しく、生活している様子がうかがえました。建設中のホテル、立派な新しい道路、簡素な民家、茶色く流れのない川、すっくと天にむかって伸びるヤシ、街を一歩でるとすぐそこに広がる田園風景、新旧入り交じった中に、これからのカンボジアの変化と発展を予見しました。 　クメール王国の栄光を物語る遺跡の数々は、崩れているものも多く当時のままに再建するには、過ぎてきた以上の時が必要かと思われました。人々の静かな笑顔や親しみを込めた応対に心が温まりました。　          　　　　　　　　　　　　　　 2007年4月
◆アンコール遺跡
◆アンコール・ワット	◆アンコール・トム	◆プリア・カン
◆ニャック・ポアン	◆タ・ソム	◆東メボン
◆プレ・ループ	◆タ・ケウ	◆タ・プローム
◆バンテアイ・クデイ	◆スラ・スラン	◆プノン・クロム
◆トレンサップ湖